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文化財の複製・修復|文化財の修復・修理

【重要有形民俗文化財】東比田の山村生産用具

メインビジュアル:東比田の山村生産用具

重要有形民俗文化財(じゅうようゆうけいみんぞくぶんかざい)は、日本の文化財保護法において、衣食住、生業、信仰、年中行事などに関する風俗慣習、民俗芸能、民俗技術などの無形の民俗文化財に用いられる衣服、器具、家具などの有形の民俗文化財のうち、特に重要なものとして国が指定したものです。

島根県東比田の山村生産用具

仕事着 39点
農具 117点
狩猟具 8点
砂鉄採取具 13点
屋根葺道具 8点

の計185点が昭和38年、重要有形民俗文化財に指定されました。

カタログダウンロード(PDF形式)

所蔵者:
安来市教育委員会
納入場所:
安来市教育委員会

製作者コメント

東比田の山村生産用具は地元の篤学者 畑伝之助氏が、生活様式の変化などにより失われていくこれらのものを手に入るうちに集めておかないと、この時代にどのようなものを使って生産を行っていたかという、人間の生活の歴史の一部がわからなくなってしまうと考え、収集・整理したものです。

これらはこの地方のみならず、全国的にも重要なものが多く含まれるとのことから昭和38年に仕事着39点、農具117点、狩猟具8点、砂鉄採取具13点、屋根葺道具8点の計185点が国の重要有形民俗文化財に指定されたものです。

これらは専用の施設に収蔵・展示されており、諸条件などから、よほどのことがない限り修復を(早急に)行う必要が生じにくいのですが、いかんせん実際に使用されていた道具類ですから、すでに擦り減っていたり、いろいろなものが付着していたり、破損したところを直して使っていたりと、さまざまです。そこで、メンテナンスが必要なのではないかということになり、平成18年度及び同19年度の事業として、計35点の修復を行いました。

処置のほとんどはクリーニングや、保管・取り扱いのための箱や支持具の製作だったのですが、先に述べたように「実際に使用されていた」ということは、その時点でついた汚れはこの時点では情報となっているため、埃ひとつ取ってもそれは除去されるべきか否かを常に判断しながら行う必要があり、1点のクリーニングに述べ約40日かかったものもありました。

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