胸腔穿刺シミュレータ

監修〈胸腔穿刺・心嚢穿刺〉:
国際医療福祉大学 副学長 天野 隆弘
指導 〈胸腔穿刺〉:
国際医療福祉大学教授
山王病院 副院長 呼吸器センター長 奥仲 哲弥
国際医療福祉大学教授
山王病院 呼吸器センター内科部長 永田 泰自
国際医療福祉大学教授
国際医療福祉大学三田病院 副院長 呼吸器センター長 佐藤 哲夫
国際医療福祉大学大学院 准教授 荒井 孝子

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胸水の貯留量が変更でき、実際の超音波装置が使えるシミュレータ
呼吸器内科医・呼吸器外科専門医と一緒に開発しました

実習項目

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  • 体位設定:前屈/座位
  • 超音波による胸水確認:
    実際の超音波装置を使って肋骨/軟部組織/胸水/肺/横隔膜を確認できます
  • 穿刺位置の触診:
    肋骨形状を再現しており、穿刺を行う肋骨上縁の位置を触診し確認できます
  • (超音波ガイド下)胸腔穿刺
  • 胸水吸引

特長

photo 構造

photo 超音波画像

リアルな解剖再現と穿刺感

  • 肋骨/軟部組織/臓器(肺・横隔膜)/胸壁/胸水を再現
  • 胸膜を貫通した際の感触を忠実に再現
  • 合併症:誤って肺を穿刺すると空気を引くことができます

photo 超音波画像

胸水の貯水量の変更

シリンジ一つでかんたんに貯水量を変更できます。
胸水貯留部への穿刺および吸引のトレーニングに。

  • 病態(患者シナリオ)に応じた設定
  • 難易度:合併症 (気胸) のリスクが高まった状況での実習

photo 左上:前屈 右下:座位

photo 右背部への装着

2つの体位設定と装着による使用

  • 前屈と座位を想定した2箇所から穿刺を行うことができます
  • 装着式:SPや学修者、シミュレータに装着して使用可能
    ー臨床で求められる患者さんとのコミュニケーションに配慮した実習に
    ー左側胸部と右背部に装着ができる設計です

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教育用模型が付属

付属の教育用模型を使用し、胸膜腔へ穿刺する際の注射針の進め方を目視で確認できます