心臓病患者シミュレータ イチローIIA

監修・指導:公益社団法人 臨床心臓病学教育研究会
天野利男 木野昌也 斎藤隆晴 髙階經和

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いつの時代もゆるがない 基本の診察スキルを 身につける
災害時救急医療、在宅医療、へき地医療 …
課題の多い今こそ、聴診器一つでできる診察技術の向上を目指す

実習項目

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いつもの聴診器で本当の患者を診ているような感覚

実際の患者さんから録音編集した心音を内蔵
症例によって異なる特徴を忠実に再現し、4箇所(APTM)から聴診を行うことができます
心電図のモニタリング、動脈の触診、静脈の視診をしながら、人間同様のタイミングで音の聞き分けができます

  • 頸動脈の視診
  • 心尖拍動の触診
  • 動脈の触診
  • 心音の聴診
    -【NEW】S3/S4聴き分けトレーニング
    -【NEW】合併症再現:呼吸副雑音+心音/心雑音+心雑音
  • 呼吸音/腹部の動き
  • 心電図/心音図/脈波の表示
  • 【NEW】ケーススタディ(総合的な診断の流れを学修)
  • プレゼンテーション(手持ちの資料を取り込み、より深い指導)

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新しい特長

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S3/S4の聞き分けトレーニング【初学者向け機能】

初学者が難しいと感じるポイントの一つであるS3/S4の聞き分け。
学修者が音の存在に慣れることえお目的としたS3/S4を強調させたトレーニング症例を用意しました。
まずはトレーニング症例からはじめると、耳が慣れて聞き分けられるようになります。

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←呼吸副雑音と心音/心雑音を同時に聴診

呼吸副雑音と心音/心雑音が組み合わさった症例は、心音だけの聴診と比較すると難易度が格段に上がります。
新しく呼吸副雑音が5つ追加され、より臨床に近いトレーニングができるようになりました。

合併症症例で臨床に近いトレーニング→

頻度が高い合併症症例が搭載されており、幅広いレベルの学習者がトレーニングできます。
聴診部位ごとに音を組み合わせて、症例を作成することもできます。
詳細は、「症例」をご参照ください。

【組み合わせ合併症症例の作成】
心音・心雑音・呼吸音(正常・複雑音)を聴診部位ごとに選択肢、組み合わせることで、症例を作成できます。

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photo ケーススタディスライド

←総合的な“診断の流れ”を学ぶケーススタディ

患者を診察する一連の流れの中で、総合的な診断を学ぶためのシナリオが5つ標準装備されています。
卒後・専門医レベルでも使用できる、充実した内容です。

ケーススタディの作成:患者の設定をテンプレートに入力して、新しくケーススタディを作成することもできます。

  • AS(大動脈弁狭窄)
  • 急性冠状症候群
  • AR(大動脈弁閉鎖不全)
  • HOCM(大動脈弁下部狭窄)
  • S3ギャロップ

プレゼンテーション機能→

お手持ちの画像や動画でプレゼンテーションを作成し、モニターに表示させながらイチローⅡAのトレーニングを行うことができます。

photo プレゼンイメージ

基本機能

頸静脈の視診

  • 左右2箇所の頸静脈で拍動を視診できます
  • a 波v 波の強弱も人体同様に表現していますので症例によってその波形のタイミングや強弱の違いを視診できます

動脈の触診

  • 頸動脈、橈骨動脈、正中動脈、大腿動脈の左右8箇所で動脈の触診ができます
  • 実際のヒトと同じように、橈骨動脈と大腿動脈は頸動脈に比べて脈が遅れて発生します
  • 症例シミュレーション画面で頸動脈波の波形を確認できます

心尖拍動の触診

  • 心尖拍動は右室(RV)、左室(LV)、左室拡張(DLV) の3箇所の部位で触診できます

心電図の確認

  • 88 症例の心電図を表示します
  • 心電図(ECG)、頸動脈波(CAP)、頸静脈波(JVP)、心尖拍動図(ACG) のモニタリングができます
  • 一時停止すると記録紙と同様のグリッドが表示できます

呼吸 ―肺音の聴診/ 呼吸運動の確認

  • 88 症例の心電図を表示します
  • 気管部、肺胞部における肺音の聴診と腹部の動きがシミュレーションされます
  • 呼吸性の分裂音や心雑音、Rivelo-Carvallo 現象(三尖弁閉鎖不全)などの学習に用いる事ができます

心音図の確認

  • 心音図を見ながら聴診を行うことで、高い学習効果を得ることができます

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一度に最大5 台の遠隔操作が可能

〈グループ学習やOSCE に活躍します〉

・各々のイチローで異なる症例設定が可能
・リアルタイムで症例変更が可能
・無線対応

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プレイリスト作成機能

〈スムーズな演習を実現〉

心臓病88 症例から最大10 種類を選択してプレイリストが作成できます。
OSCEなど試験の際にも、効率的に症例切り替えを実施できます。

プレイリスト作成方法は2通り :

-あらかじめ症例ごとの再生時間を設定しリスト化
-任意のタイミングで切り替えた症例を記録しリスト化

【NEW】呼吸音

正常
正常
副雑音
粗い断続性副雑音
細かい断続性副雑音
高調性連続性副雑音
低調性連続性副雑音
胸膜摩擦音

【NEW】トレーニング用症例

トレーニング症例
S3ギャロップ(強調)
S4ギャロップ(強調)

【NEW】合併症症例

心雑音+心雑音
大動脈弁狭窄(AS)+僧帽弁狭窄(MS)
大動脈弁狭窄(AS)+僧帽弁閉鎖不全(MR)
大動脈弁閉鎖不全(AR)+僧帽弁狭窄(MS)
大動脈弁閉鎖不全(AR)+僧帽弁閉鎖不全(MR)
僧帽弁狭窄(MS)+三尖弁閉鎖不全(TR)
心音+呼吸副雑音
僧帽弁閉鎖不全(MR)+細かい断続性副雑音
僧帽弁狭窄(MS)+細かい断続性副雑音
S3ギャロップ+細かい断続性副雑音
S4ギャロップ+細かい断続性副雑音

正常シミュレーション (12 cases)

S2 分裂(-)心拍60
S1 分裂(+)
S2 分裂(+)
S2 異常分裂
S3 ギャロップ
S4 ギャロップ
肺動脈駆出音
S3・S4 ギャロップ
無害性雑音
クリック音
S2 分裂(-)心拍72
S2 分裂(-)心拍84

心疾患シミュレーション (14 cases)

大動脈弁狭窄
僧帽弁閉鎖不全
僧帽弁狭窄
大動脈弁閉鎖不全
大動脈弁下部狭窄(肥大型心筋症)
僧帽弁狭窄閉鎖不全
肺動脈弁狭窄
心房中隔欠損
心室中隔欠損
三尖弁閉鎖不全
急性僧帽弁閉鎖不全
動脈管開存
僧帽弁逸脱
拡張型心筋症

不整脈シミュレーション (10 cases)

洞不整脈(呼吸性)
洞頻脈(肺高血圧)
洞徐脈(房室ブロック)
心室性期外収縮(1)
心室性期外収縮(2)
心室性期外収縮(3)
洞房ブロック
房室ブロック
心房細動
心房粗動

心電図シミュレーション(良性)

正常洞調律
洞頻脈(肺高血圧)
洞不整脈(呼吸性)
心房早期収縮(単発性)
心房早期収縮(二段脈)
心房異所性ペースメーカー
移動ペースメーカー
冠静脈洞調律
洞徐脈・第1度房室ブロック
病的洞結節症候群
心房細動
心房粗細動
心房粗細動・心室内変行伝導

心電図シミュレーション

心房粗動(4:1伝導)
第1度房室ブロック
第1度房室ブロック・完全右脚ブロック
第1度房室ブロック(ジギタリス効果)
第2度房室ブロック(モービッツⅠ型)
第2度房室ブロック(モービッツⅡ型)
第2度房室ブロック(3 : 1、 4 : 1伝導)
第3度房室ブロック・完全右脚ブロック
発作性心房頻拍(一過性)
房室接合部調律(上室性)
房室接合部調律(発作性)
房室接合部調律
房室接合部性補充収縮(徐拍性)
ディマンド型人工ペースメーカー
心房内ペースメーカー
心室内ペースメーカー
心房・心室内ペースメーカー
不完全右脚ブロック・心房頻拍(2:1)伝導
完全右脚ブロック
完全左脚ブロック
完全左脚ブロック
完全左脚ブロック(急性心筋梗塞)
WPW症候群
WPW症候群(一過性)
WPW症候群
心室期外収縮(単発性)

心電図シミュレーション(悪性)

心室期外収縮(4段脈)
心室期外収縮(3段脈)
心室期外収縮(2段脈)
心室期外収縮(二連発)
心室期外収縮(反復性)
心室期外収縮(R-on-T)
心室期外収縮(ショートラン)
心室頻拍
心室粗動
心室細動
頻脈性心室調律
頻脈性心室調律
心室調律・心停止

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11421-110 プレミアムサービス

年に1度、専門のサービスエンジニアが施設に伺い、メンテナンスを行います。OSCEでのセッティングのご相談も承ります。

  • 音調整
  • 消耗パーツの交換
  • 内部スピーカの交換(3年目)
  • ソフトウェアアップデート
    etc

価格・詳細についてはお問い合わせください。

世界で愛されているイチロー

イチローは世界中の医学部や病院、看護学校で使われています。
いまや、500以上の施設で使われています。

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Mr.K Symposium in Germany (イチローシンポジウム:ドイツ)

Japanese-German Meeting on Cardiology Simulation in Medical Education
November, 2011 in LernKlinik, Leipzig University

Presentación del simulador Paciente cardiológico “K” in Spain (イチロープレゼンテーション:スペイン)

Octover, 2006
in FICOMEM (La Fundación del Ilustre
Colegio de Médicos de Madrid) para la Educación y Formación Sanitaria,
Madrid

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掲載論文

開発関係:Tsunekazu Takashina, Masashi Shimizu, Hidenobu Katayama “A New Cardiology Patient Simulator” Cardiology 1997;88;408-413

卒前教育:Hiroyuki Komatsu, Yasuji Arimura, Takuroh Imamura, Kazuo Kitamura, Akiko Okayama Katsuhiro Hayashi “ Training in physical examination using a cardiac patient simulator for medical students during bed side learning.” Medical education 42(2), 55-63, 2011-04-25

卒後教育:Tsunekazu Takashina “The Postgraduate Education of Basic Clinical Skills and Patient Management” ACC-JCS Joint Symposium: Postgraduate Cardiology Education: A C omparison of the US and Japan, The 68th Annual Scientific Meetin g of the Japanese Circulation Society (2004)

卒後教育:Kanji Iga, Hiroyuki Tomatsu, Hiroyasu Ishimaru “Effect of Repeated Training in Physical Examination with a New Cardiology Simulator for 1st-year Medical Residents Shortly after Receiving Medical Licenses” Medical Education 2001; 32(2) : 107-111

看護教育:Tomoko Ito, Yoshihiro Asanuma, Shoko Inomata “Evaluation of teaching cardiological examination skills to student nurses with the simulator‒Using “Ichiro” , the new cardiology patient simulator” The Journal of Japan Society for Health Care Management Vol. 4 (2003-2004) No. 3 P 406-411